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【Logicool Pebble M350 レビュー】ワイヤレス・軽量・静音で持ち運びに最適のマウス

今回は、Logicoolのワイヤレスマウス、Logicool Pebble M350(M350GR)を紹介したいと思います!

以下の記事でLogicool MX Anywhere 3を紹介したばかりなのだけど、
手元にPebble M350しかなかったらいろいろと比較していたら、M350についても語りたいことが多々あったから文字に起こすことにする。

minatox.hatenablog.com

見た目

表面。
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高級感こそありませんが、シンプルで安物っぽくはない見た目で悪くないです。

裏面。
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背面には、

  • 電源スイッチ
  • USBレシーバーとBluetooth接続の切り替えスイッチ
  • 光学センサー

があります。

USBレシーバーとBluetoothの切り替えがワンクリックで可能なのが、とても使いやすかったです。自分の場合、

  • ①テレワークPC
  • ②個人PC
  • ③あまり使わないテレワークPC

USBレシーバー:①テレワークPCさしっぱにしている
Bluetooth:②個人PCへ接続した状態

で運用していました。
もう1台PCがあるのですが、Bluetoothを2台以上のPCに接続して切り替えながら使用しようとすると、都度、Windows上でのBluetoothの接続解除⇒接続が必要となってしまい、かなり煩わしいです。
そのため、③のPCを使うときはUSBレシーバーを①から差し替えて使っていました。
Bluetooth接続切り替えをするよりは遥かに楽です。)

3台以上のPC間で気軽に切り替えできない点は、M350はエントリーモデルなので妥協すべき点でしょう。

↓こちらの記事紹介したLogicool MX Anywhere 3であれば、3台以上のPCをワンクリックで切り替え可能ですので、3台以上を日常的に利用する人はこちらを使うと良いでしょう。
minatox.hatenablog.com


正面。
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M350は正面にかけて、高さが下がっていくようなデザインになっています。

左側面。
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こちらの画像で見るとより分かりやすいですね。

前に向けて下がっていくデザインですが、これが特別良いと感じことは正直なところなかったです。
ただ、そのデザインが悪いと感じたこともないです。可もなく不可もなくというのが正直な感想です。

それよりも、軽さや軽快さがウリの商品だと思います。

右側面。
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ふたを開けるとこうなります。ふたは磁石式でくっついていて簡単に取れます。
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中身には、USBレシーバーの収納スペースがあります。
この収納スペースがない製品がたまにあるので、カフェなどで利用するために持ち運ぶ僕にとっては結構重要なところなんですよね。
(まあPCにさしっぱにしても困らないので、あまり気にする必要はないかと思います。)

乾電池式なので、いわゆる内臓電池で充電式タイプのものと比べると、

  • 〇:電池が切れても電池交換すればすぐに使用可能(充電の必要がない)
  • 〇:電池の摩耗といった概念がない
  • ×:ランニングコストが掛かる

といった特徴があります。
ただ、ランニングコストは、1本の単3アルカリ電池で1年半持つと公表されていますので、掛かる費用はかなり極小です。

仮にAmazonベーシックの単三電池で換算すると、1年半で28円(1年:18円)となります。

実際に1年半使ったわけではないですが、数か月使った限りにおいては、電池が切れるということは全くなかったです。

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重量は電池込みで77.7gでした。

スペック



Logicool Pebble M350

接続方式

Bluetooth

無線2.4GHz(USBレシーバー)

カラー

グラファイト

ローズ

オフホワイト

ブルーグレー

ユーカリ

サイズ

高さ: 26.5 mm

幅: 59 mm

奥行き: 107 mm

重量

78 g(電池込み)

静音

静音

電源

単三電池1本

電池寿命

18ヶ月

型番

グラファイト: M350GR

ローズ: M350RO

オフホワイト: SE-M350OW

ブルーグレー: M350BL

ユーカリ: M350GN

OS

Windows ME, Windows 8, Chrome OS, Windows 7, Windows 10

読み取りセンサー

ハイプレシジョン オプティカルラッキング

センサー解像度

1000 dpi

形状

自然に手になじむ薄型形状で、握りやすく快適。

使い心地

M350をつかみ持ちしている図
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一般にマウスの持ち方としては、以下がありますが、自分はつかみ持ちくらいの感覚で使っています。
M350は平たく、薄いマウスなので、かぶせ持ちをするのは難しいと思います。
つかみ持ちか・つまみ持ちかの人に向いていると思います。



 

特徴

マウスとの接地面積

かぶせ持ち

かぶせるように持つ



つかみ持ち

つかむように持つ



つまみ持ち

つまむように持つ


まあ自分の持ち方がどれかなんてあまり気にしたことのない人が多いと思いますがね。

この辺を気にしだすと、どれが手首の疲れが少ないかとか気にしだしてきて、最終的にトラックボールマウスに手を出して、結局使いにくくて普通のマウスに戻ってくるという定番パターンを歩みだしますよね。

なので最初から、いつも使い慣れているこういう普通のマウスを使う方がいいと個人的は思っています。

それで手首の疲れが出てくるようなら、それはもうマウスの触りすぎなんですよね。
もうその時は単純に休むのがいいと思っています。
(キーボードによるPC操作を追求したりするくらいは生産的でよいことだとは思いますが。)

そういう疲れという視点でM350を考えると非常に軽量ゆえに、疲れにくいマウスの筆頭だと思います。


これは、Logicool MX Anywhere 3をつかみ持ちしている図。
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M350とMX Anywhere 3は厚さが結構異なりますが、こうしてつかみ持ちしている感覚としてはあまり差を感じませんでしたね。
MX Anywhere 3 も比較的コンパクトよりのマウスだからですかね。

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厚さの比較としてはこんな感じになります。

それよりも大きな差はクリック感です。

私がマウスを選ぶうえで何よりも大切にしていることが、クリック感・スクロール感です。

MX Anywhere 3 は確かなクリック感とクリック音がしますが、M350はクリック音もスクロール音もかなり静音です。
それゆえ、クリックしている感も少なめになります。

これが大きなメリットであり、デメリットでもあると感じています。

超軽量でワイヤレスなので、持ち運び用途として売られているのは間違いないので、カフェやオフィスなどに持って行った際に回りに迷惑にならないように静音設計にしているので、コンセプトとしては非常に統一されていて、無駄がないと感じます。

そのため、本マウスは『持ち運ぶ人』専用マウスといっても過言ではないと思います。

家でずーっと使うという分には、もっといいマウスがあると思っています。

  • MX Anywhere 3 のように多機能、かつ確かなクリック感・スクロール感のあるもの

だったり、

  • 流行りのエルゴノミクスデザインで手に負担の掛かりにくい設計

だったり、

  • ショートカット割り当て可能な多ボタンタイプ

だったりと、生産性・効率性を高めるマウスは他にたくさんあります。

そのため、M350は『持ち運ぶ人』にお勧めします。

持ち運ぶという一点においては、本マウスは今市場にあるマウスの中で最適解だと思います。

  • ワイヤレス
  • 軽量性(78g)(電池込み)
  • 静音(クリック音・スクロール音ともに)
  • 高いトラッキング性能
  • 2種類の接続方式(2.4GHz/Bluetooth

このすべてを賄えているものは今の市場には無いと言って過言ではありません。

  • 軽量性

に関してだけ言えば、無名中華マウスやバッファローエレコムなどにもM350以上に軽量なものは珍しくありませんが、
主に、無名中華マウスはトラッキング性能が終わっています。
バッファローエレコムの製品などは、接続方式が2.4GHzかBluetooth片方接続の製品がほとんどです。

表にまとめるこんな感じです。


 

ワイヤレス

軽量性

静音性

ラッキング性能

接続方式(2.4GHz&Bluetooth両方可能か)

総合満足度

無名中華マウス(Amazonにたくさんあるやつ)







×

×



バッファローエレコムなどの有名メーカのマウス









×



M350












M350はすべてにおいて平均点以上の製品で隙がないです。

M350のトラッキング性能は『ハイプレシジョン オプティカルラッキング』といわれるLogicool独自技術ですが、以下表における中間グレードに値します。
最上位グレードは1万円台クラスの製品にしかついていないものなので、数千円台マウスとしてはほぼ最高グレードのセンサーがついているということです。
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これは、基本的にガラス面以外ならどこでも軽快に動くと言えるレベルです。

実際にいろんなカフェやデスクで使用してきましたが、動きが悪いなと感じたことは一度もありません。
(無名中華マウスを使っていたころは明確に使いにくい(マウスの動きが何かおかしい)デスクはちょこちょこありました。

家でしか使わない人は実感したことがないと思いますが、今でも安物マウスを買うとうまく動かないデスクを使っているカフェというのは結構ありますので、センサー精度は意外と重要です。

カフェにPC持って作業に行っても、軽快に動かないと『少しやりにくいな』という程度ではなく、『ここで作業するくらいなら帰ってからやろう』となってしまう感覚です。
わざわざテンション上げるためにカフェに行ったのに勿体ないですよね…。

M350のもう一つの特筆すべき点は、モバイル・軽量マウスとしては珍しい2種類の接続方式に対応しているということです。

緑色に光っているときは2.4GHzレシーバー接続の状態。
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青色に光っているときはBluetooth接続している状態を指します。
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青色LEDのすぐ下のボタンで切り替えることができます。

まとめ:M350はこんな人にお勧め

  • 持ち歩きたい方。

この1点のみです。持ち歩きようマウスとしては最適解です。持ち運び用&家用として兼用する意味で、家でも使用するのはアリです。

あえてもう一つ挙げるなら、超軽量ゆえに、

  • 手が疲れにくいマウス

を探している方にも最適な1台だと思います。

自分は家ではLogicool MX Anywhere 3を使用し、持ち運び限定としてM350を使おうと思っています。