Kindle oasisのフィルムのおすすめは? ⇒フィルムを張るよりも、ガラスコーティングがおすすめです。
先日、Kindle oasisを購入したことは別の記事で書いたのだが、そのKindle oasisを大切に使っていくために、ガラスフィルムのようなものを探していた。
この美しいアルミボディを守りたい…。そこで今回目を付けたのがガラスコーティング。
本来、車やバイクなどで使われていた技術をスマホ用にアレンジしたものだ。Kindle oasis用という訳ではないが、ガラス面を採用している以上同じように利用可能だ。よくタブレットなどで使っている人も見かけるが今回はKindle oasisに使ってみることにする。
ガラスコーティングとは?
特殊なコーティング材をスマホに塗装することで、ナノレベル(目に見え無い)のガラス層を液晶画面の表面に計18層(厚さ最大2400nm)形成させることです。
強度が増すとともに、皮脂(指紋)や汚れなども付きにくくなってツルツルするようになり、気持ちいいんですよね。
ガラスコーティングがおすすめな理由は?
ガラスフィルムなどのフィルムだと、非光沢をうたっていても光沢してしまう。
⇒Kindle oasisは特に、E Ink(イーインク)という特殊な表示方式をとっているため、太陽光のもとでもスマホのように画面が見えなくなることがない、という優位性があります。この優位性がガラスフィルムなどを張ることでなくなってしまうんですよね…。
Kindle はフィルムもカバーもしないで身軽に使いたい。
Kindle oasisはこの7インチディスプレイのデバイスとしては、とても軽量なところを生かして、フィルムもカバーも付けたくないですよね。
表面(ディスプレイ側)は勿論、背面(アルミ)も守りたい。
⇒表面も背面も守るとなると、フィルム+カバーが必要となって、重くなってしまいますよね。
ガラスコーティングであれば両面重量を変えずに守ることが可能です。
また、カバーをつけてしまうと、せっかくの美しいアルミボディが見えなくなってしまうので、勿体ないですよね。
この辺は裸でiPhoneを使いたい裸族と理由が同じです。
ガラスコーティングの手順
①ガラスコーティング剤を用意します。
以下の順番で使っていきます。
- 濡れ拭き用
- 乾拭き用
- ガラスコーティング用
③濡れ拭きします。
今回自分は背面もコーティングするので、背面もきれいにしておきますが、通常は表面だけでよいでしょう。
④乾拭きします。
画像としてはやっていること変わらないですね…。
⑤ガラスコーティング剤を用意します。
ガラスコーティング剤は一般的に揮発しやすい液体なので、結構厳重に閉められていることが多いです。
本製品は特に厳重で、手を怪我するんじゃないかというくらい鋭利な金属的なもので覆われていましたので、慎重に開ける必要があります。
今回は鋭利な金属に負けないように鋭利な定規で対抗しましたが、そこまで慎重にならずともよいでしょう。
⑥ガラスコーティング剤を垂らします。
結構適当で大丈夫ですが、100円玉ほどの大きさを垂らすことをイメージしてください。
⑦ガラスコーティング用の紙で拭き拭きします。
手順としてはこれだけです。揮発しやすい製品で保存しておくことは不可能ではありませんが、使い切ってしまうのがよろしいかと個人的には思っています。
・100円玉程度に垂らす⇒拭き拭きする。
これを繰り返すだけです。
今回は背面もしっかりコーティングしておきました。今回は4ミリリットルタイプを購入しましたので、背面も十分に付ける余裕がありましたが、1ミリリットルタイプなどを買うと表面が限度だと思います。
それどころか、基本的にはスマホ用ですので、タブレットに値する(?)Kindle oasisでは表面すらも厳しいかもしれません。
Kindle oasisに使用する場合は、最低でも2ミリリットル以上のものを購入しましょう。
(Kindle PaperWhiteでも2ミリリットル以上が良いでしょう。)
『ガラスコーティング剤』とうたっている以上、アルミボディに効果があるのかは定かではありませんが、これまでの経験から以下の通りだと思っています。
- 強度が増す効果はない。
⇒強度を増すことができるのはガラス面だけだと思います。(そういう用途で作られているものなので。)
- 皮脂(指紋)や汚れが付きにくくなる効果はアルミ面にも効果がある。
⇒実際に使っている感覚から、これは効果アリです。アルミ面はおろか、プラスチック面などにもこの効果を実感しています。
ガラスコーティングの効果は?
綺麗な状態のKindle oasisに、
指紋をつけるように指を乗っけても、
指紋が付かない!(実際には、肉眼では僅かに指紋が見えました。写真には写らないほど薄い感じでぱっと見ではついていないくらいのレベルでした。)
一方、ガラスコーティングをしていないiPhoneに、
指紋をつけるように指を乗っけると、
写真にも写ってしまうレベルで指紋が付く。
このくらいの差が生まれます。強度については、正直実際に高所から落としてみたりしない限り試せないので、わからないのですが、私はこれまでいろいろなものをガラスコーティングしてきました。
今手元にあるのだと上記あたりですが、このiPhone8は結構雑に扱ってきて、室内程度であれば、床に落としてしまったことは何度もありますが、割れたりしたことは一度もありません。
余談ですが…
このiPhoneは表面・背面にガラスコーティングを施したうえで、ガラスフィルム+ガラスケースをつけており、更にそのガラスフィルム+ガラスケースにもガラスコーティングを施しているというこだわり仕様です。
ガラスコーティングをする対象デバイスは?
基本はガラス面に施す処理で、車用であれば車に、スマホ用であればスマホに行うものですが、私のこれまでの経験から、綺麗な状態を保ちたいものはすべてやってもいいと思っています。
一例として、私は以下のものにこれまでガラスコーティングをしたことがありますが、いずれも強度は置いといて、綺麗な状態を保つという点においてはそれなりの効果を実感することができています。
- iPhone8
- iPhone8(2台目)
- Kindle oasis
- Kindle PaperWhite
- Amazon Fire HD8
- メガネ
また、こちらのバイク用ガラスコーティング剤も持っており、こちらは300ミリリットルというとんでもない量があるので、とにかく身の回りの綺麗さを保ちたいものすべてに使ってきました。バイク用といっても何に使っても大丈夫です。
- ヘルメット
- バイク(PCX125)
- ノートパソコン(Thinkpad x1 carbon)
- ノートパソコン(Thinkpad X270)
- マウス(Logicool M350)
- モバイルバッテリー(Anker PowerCore Ⅱ6700)
(モバイルバッテリーにまでガラスコーティングしてしまうのはやりすぎ感は否めないですが…。)
Kindle、引いては綺麗な状態を保ちたいデバイスに、ガラスコーティングを試してみるのはいかがでしょうか。
お店などで頼むと、スマホ1台で¥7,000とか掛かりますが、Amazonなどで自分で購入してやれば、¥1,000程度で済みますよ。