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【モバイルバッテリー cheero Power Plus 5 Stick 5000mAhレビュー】重いけど、高級感のあるカッコいいモバイルバッテリー。

モバイルバッテリー大好きのミナトです。
モバイルバッテリーって気軽に買えるし、日々利用するし、ガジェットとして魅力のある製品なんですよね。

そんな日々最適なモバイルバッテリーを探っている中、気になったのがアルミの質感の高級感漂うモバイルバッテリー。
『cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh』です。

所有欲を満たせるモバイルバッテリー

いろんなモバイルバッテリーを使っていると思うのが、持っていて所有欲を満たせるアイテムが欲しくなってくるんですよね。

効率の良い・機能の良い・コスパの良いモバイルバッテリーはいくらでもあります。
また、まだまだ進化の余地が大きい分野なので、機能や性能の良いモバイルバッテリーはすぐに、更に機能の良いものが出てきてしまいます。

『所有欲を満たせるモバイルバッテリー』は機能性と違い、そうそう進化していくものではありません。

つまり機能性を重視するより長く愛用できます。
まあこれは質感を重視している人だけの感覚だとは思いますがね。
個人的に高級感のあるモバイルバッテリーは唯一無二だと思っています。

でも所有欲を満たせるモバイルバッテリーはそうあるものではありません。

家電量販店などでモバイルバッテリーの棚を見ていてもそういったものはほとんど見たことがありません。
現状市場にある中で所有欲を満たせるモバイルバッテリーというのはこの、『cheero Power Plus 5』シリーズが唯一だと思います。
このシリーズはすべてアルミ削り出しで作られており、高級感がある外装をしています。

『cheero Power Plus 5』シリーズには、

  • cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh
  • cheero Power Plus 5 10000mAh
  • cheero Power Plus 5 15000mAh
  • cheero Power Plus 5 Premium 20000mAh

などがありますが、高い質感を実現するために、どの製品も容量の割には重いです。
だからこそ、一番容量が少なく、軽いcheero Power Plus 5 Stick 5000mAhが所有欲を満たせるモバイルバッテリーシリーズの中で一番使い勝手が良いと思います。

日常的に持ち歩くものですから、いくら質感を重視する人でも軽いに越したことはありませんからね。
それでもスマホ1回分以上充電できるのであれば、日常的な利用用途には必要十分だと言えます。

外観

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スティック型のモバイルバッテリーで容量は5000mAh。
容量としては少ない部類に入りますが、それでも一般的なスマホを1回分以上充電することが可能です。

  • 例:iPhone 8(1821mAh)であれば、5000mAhのモバイルバッテリーで出力効率60%として、3000mAhの出力が可能なので、1.5回分の充電をすることができます。

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側面に電源ボタンが付いていますが、給電時は、Auto-IC機能でケーブルでスマホと接続すると自動で接続を認識し、給電が開始されるため、この電源ボタンを押す必要があることはほとんどないかと思います。

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電源ボタンを押すことで残り充電容量を%表示で表示できますので、その時だけ押す感じになりますね。

個人的には充電は100%に基本的にいつもしておくスタイルなので、あまり押すことはありませんね。
少しでも使ったら100%になるまで充電しておく心配性です。

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先端部分に、

  • Type-Cポート(入出力兼用)
  • Type-Aポート(出力専用)

があります。

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PSEマークもしっかりついていますね。
このマーク、普通の人には合ってもなくても何の関係もないマークだと思いますが、少し関係あるところで言うと、このマークがついていないとメルカリなどのフリマアプリでの出品ができません。

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充電は入出力兼用のType-Cポートを使って充電することになります。
最近のモバイルバッテリーは大手メーカのものであればほとんどがType-Cポートでの充電となっていますね。

いまだに中華メーカのモバイルバッテリーなどを購入するとMicro-USB充電のものがあるので困ります。
自分の場合、今はType-Cポートでの充電が可能なモバイルバッテリー以外は購入しないように決めています。

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充電中は電源ボタンを押下したときと同様、%表示のインジゲーターが点滅しています。

スペック



Cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh

寸法(本体)

約 120 × 27 × 25 mm

重量(本体)

約 125 g

容量

5000mAh/3.63V (18.15Wh)

本体充電時間

約 1.5 時間 (別売りPD18W対応のUSB ACアダプタ使用時)

利用推奨回数

500回

入力

USB-C (PD) : 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A (18W max)

出力

USB-C (PD) : 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A (18W max)  / USB-A : 5V/2.4A max. (Auto-IC機能搭載) (2 Ports total 18W)

付属品

本体充電用USB-C to USB-Cケーブル、取扱説明書、保証書(1年保証)
スペックの特徴としては、

  • 5000mAhで125gという軽くはない重量。

⇒5000mAhで軽い製品だと100gを下回ります。

  • 18W出力という高出力。

⇒5000mAhという少な目の容量で18W出力に対応している製品はかなり少数です。
普通に5000mAhのモバイルバッテリーを購入した場合は、最大12W出力であると思ってください。
18W出力あると、ノートPCの充電も可能となっってきますね。

この2点が特徴的なところかと思います。

充電(給電)

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スマホと接続することでAuto-IC機能で接続を自動的に認識して、自動で充電が始まります。
Lightningケーブルの場合、

  • 通信可能な充電ケーブル
  • 通信不可能な充電専用ケーブル(100均とかによくあるやつ)

がありますが、Auto-IC機能はどちらを使った場合でも働いてくれて自動給電が始まります。

ただ、後者の場合、ケーブルを接続した瞬間はAuto-IC機能が働いてくれますが、ずっとケーブルをモバイルバッテリー側に繋いでいるとスマホ側を繋いでも自動認識しないことが多いですね。

これはcheero Power Plus 5 Stickの特徴ではなく、自分がこれまで使ってきた多くのモバイルバッテリーで共通しているAuto-IC機能の限界ですね。
その場合は、電源ボタンを押してあげることで給電が始まります。

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本製品はType-Cポートでの出力時、18W出力が可能なため、ノートパソコンでも充電することができます。

今回試しているのは、以下のノートPCですが、人気のMacbookなどを含むモバイル用途のノートPCにおいては、18W出力で充電できるケースが多いのが最近のトレンドですね。

  • ThinkPad X1 Carbon Gen 6 (2018モデル)

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ノートPC側の画面でも、しっかりと18W充電できることを確認できます。

ただ、ノートPCの充電では一般的に20,000mAhクラスの製品を利用するのが一般的です。
それは20,000mAhあってやっと、ノートPC1回分の充電をできるのが目安だからです。

つまり本製品(5,000mAh)では25%程度の充電しかできず、少しの電源切れまでの延命措置にしかなりません。
基本的にはスマホ用、緊急時のみノートPCも充電可能という程度に考えていた方が良いですね。

サイズ感

サイズ感としてはどうしても他製品と比べて大きくなります。長さ・分厚さが他製品と比較して、容量を鑑みると、大きいですよね。
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重さで言えば、↑の8000mAhの製品が重さ:136gですが、Power Plus 5 Stickは5000mAhで125gです。ここら辺を表にまとめると以下の通りとなります。


モバイルバッテリーの性能比較表

製品名

容量

重さ

1gあたりの容量

LIGHTINGALE

3400mAh

48g

71mAh

Cheero Power Plus 5 Stick

5000mAh

125g

40mAh

(製品名不明)

6000mAh

140g

43mAh

SMARTCOBY

8000mAh

136g

59mAh
Power Plus 5 Stickの効率の悪さが目立ってしまいますね。
しかしこれは高級感のあるアルミ削り出しの外装を採用していることによるトレードオフな部分だと考えます。

この高級感のある外装はどうですか。(写真では伝わりにくいですが…)
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一度是非手に取ってみてほしいです。
高級感に関しては保証します。

僕は考え事をするときや何かを読み込むときなど、手が空くときにこの製品を手に取ります。

モバイルバッテリーとして使うわけではないですが、手に取ることでそのひんやりとした肌触りの良さが気分を高め、集中力を高める役割をしている気がしています。

考え事をするときにペン回しをするのとかと同じ感覚ですね。
手持ち無沙汰なのを解消させています。

そういうのは気分の問題なので、自分がそう思うのであれば本当にそうなると思っています。
綺麗なオブジェとしてもいつも机の周りに置いておきたくなるような感覚があるんですよね。

この高級感をどう表せばよいのか、、僕の身近なもので言うと、
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Kidnle oasisとほぼ同じ質感です!
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この背面外装と同じ質感なんです!Kidnle oasisを持っている人は多くは無いと思うので、イマイチ参考にならないんですが、、、
Kidnle oasisのような3万円近くする品と同じ外装という意味でその高級感が伝わるかなと思います。

まとめ

cheero Power Plus 5 Stick 5000mAhは以下の人にお勧めします。

  • 高級感のあるモバイルバッテリーが欲しい人。
  • 多少重くなってもよい人。
  • オブジェ代わりに所有欲を満たせるアイテムが欲しい人。