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【エレコム TK-FDM088TBK レビュー】安い・ワイヤレス・良い打鍵感のキーボード

カニカルキーボードが欲しいけど、高いなあ…。

そんな風に思ったことはありませんか?
僕は常々、そういった悩みを抱えていました。

カニカルキーボードなどは1万円以上するので、気軽に手を出せないんですよね。。
1個買って気に入ってずっと使えるならそのくらい出せるという人は多いと思うのですが、気に入るかどうかは使ってみないとわかりませんよね。

一般的にキーボードというものは、

などのように種類が多いので、自分で実際に使ってみないと自分に合うかは分からないんですよね…。

1万円クラスの商品をポンポン買い換える訳にはいかないので、そんな方におすすめなのが、
カニカルキーボード並みのキーストロークメンブレンキーボードの安さを両立した商品、
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エレコム プレミアムメンブレンキーボード(TK-FDM088TBK)です!
今回はこちらの商品を実際に購入して長期間使ってきましたので紹介したいと思います。
値段はAmazon価格で¥1,500ほどです。

外観

外観としてはこんな感じ。
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特別高級感は感じませんが、安物という感覚もなく、可もなく不可もなくという感覚です。
キーボード配列は日本語配列で、テンキーありのフルキーボードです。
キーの配置に特殊な点は全くなく、ごく一般的なキーボードです。

特殊な配列のキーボードを使うと普通のキーボードに戻れなくなるため、このような一般的な配列が最もおすすめです。

サイズ感としては、

  • 横幅:42cm
  • 奥行:15cm

でこれもまた普通という感じです。
特別コンパクトではありませんが、フルキーボードは基本的にどれもこのサイズ感になります。

背面は少し安物感が出る見た目をしていますが、背面のことはあまり気にする人はいませんよね。
こういうところでコストカットしていると考えれば逆に好感が持てます。
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2本のスタンド部分は段階調整できるようなものではなく、1段階だけのスタンドになります。

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ワイヤレスキーボードなので、単三乾電池を入れることで使えるようになります。
乾電池一本入れるだけで使えるようになると考えるとかなりわかりやすい作りですよね。

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スタンドを立てるとこんな感じ。ごく普通の高さです。
高すぎるとモニタースタンドの下に隠せなくなることがありますが、本商品はスタンドを立てても5cmほどしか高さがありませんので、特にそういった心配は無用です。

スペック表



TK-FDM088TBK

キースイッチ

メンブレン

配列

日本語配列

キー数

108個

テンキー



電池

単三電池1本(寿命:2年半)

型番

TK-FDM088TBK

接続方法

ワイヤレス(2.4GHz USBレシーバー接続)

キーストローク

4.0mm

キーピッチ

19mm

サイズ

幅446.0mm×奥行149.0mm×高さ33mm(スタンド時:高さ44.0mm)

重さ

約555g ※電池を含まず
特徴としては、キーストロークが4mmもあるところですね。これがメカニカルの打鍵感に近いものを生み出してくれています。

打鍵感

打鍵感はメカニカルのように深いストロークがあります。
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しかし実際にメカニカルキーボードを使ったことがある人であれば、その違いは明確に分かると思います。
メンブレンメンブレンです。

しかしメカニカルキーボードを使ったことがない人の入門としては、メンブレンだがメンブレンらしからぬ打鍵の気持ちよさがあり、個人的にはおすすめできます。

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キーストロークはスペック上4.0mmですが実際に計測してもそれに近い(5.0mm?)になりました。

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キーピッチもスペック通り19mmと、十分な幅があります。

打鍵音は静音と呼べるほど静かではありませんが、うるさいほどでもありません。
家であれば何の問題もありませんし、職場などにおいても特に問題ないレベルです。
(私は実際に職場で使用しております。)

少し打鍵音がある方が、打鍵している感が出て、個人的には好きですし、結構多くの人がそう感じるのではないかと思います。

接続方法

PCとTK-FDM088TBKとの接続方法は、
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この付属品の小さなUSBレシーバーをPCのUSB-Aポートに繋げるだけです。
自動的にPC側で接続を認識して必要なドライバーがインストールされて使えるようになります。
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実際にノートPCと接続するとこんな感じになります。
でっぱりがほとんどないので、刺しっぱなしにしたまま鞄などに入れても折れたりすることはまずありませんので、つけっぱなしで大丈夫です。
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僕の場合は、このようにUSB-C HUBに常に接続しておいて、帰宅したらPCとHUBを1本のケーブルに繋げることで、TK-FDM088TBKと繋がるようにしています。
USB-C HUBをこのように使うと、キーボードとの接続だけに留まらず、

  • キーボード(エレコム TK-FDM088TBK)
  • ディスプレイ
  • 電源供給

を1本のケーブルを繋げるだけで全て繋がるようにできますので、おすすめですね。

参考までに僕が使っているUSB-C HUBは以下です。

おすすめポイント

個人的にTK-FDM088TBKのおすすめポイントは以下です。

  • ワイヤレス
  • 長い電池寿命(単三電池1本で2年半)
  • 無難で最も一般的なキー配列のフルキーボード
  • コスパの良さ(¥1,500ほど)
  • メンブレンとは思えない打鍵感の良さ

本製品を長期間使ってきましたが、不具合や電池切れは1回もありませんでした。
無難に使いやすいコスパの良いキーボードという印象です。

総評

TK-FDM088TBKは以下の人におすすめできます。

  • カニカルキーボードには高くて買えないが、それに近い打鍵感を味わいたい人
  • ワイヤレスキーボードで安いものが欲しい人
  • 無難なフルキーボードが欲しい人

テレワークなどでキーボードが必要になった方などの入門機としての導入にもおすすめします。