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【USBメモリ SanDisk Cruzer Fit レビュー】刺しっぱなしにできて、スタイリッシュなUSBメモリ

クラウドの普及や、SSDなどの超高速データ転送ができるものが出てきたことで、
USBメモリという存在を長らく使っていなかったのですが、

  • クラウド:なんだかんだ動作が思った通りいかないことがある。通信費がかさむ。
  • SSD:ケーブルを使って接続するのが一般的で場所を取る。出先では邪魔。

などの理由で、データ移送用に、結局USBメモリが意外と便利と思い直して、以下の商品を購入しました。

SanDisk Cruzer Fitという小型USBメモリです。今回はこちらの商品を紹介していきたいと思います。

見た目(外観)

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よくある小型USBレシーバーをも下回りサイズ感ですね。実測値で長い方が1.8cmほどしかありませんでした。

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ほぼ突起がない状態で、邪魔になる部分が一切ありません。シンプルイズベスト。

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差し込み部分は黒色になっていますので、USB2.0対応のようです。
詳細は後でベンチマークしますが、古い規格となるため、データ転送の速さにはあまり期待できません。


USB端子内部の色

黒色

USB 1.1対応 or USB 2.0対応

青色

USB 3.0対応


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重量はわずか1.8gでした。18gではなく、1.8gです。ほぼ0gみたいなもんです。


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ノートパソコンに刺すとこんな感じです。でっぱりは少なくて、刺しっぱなしにする運用でも困ることはありませんでした。
飛び出しは限りなく少ないですが、取り外しできないほど小さくもありません。取り外ししやすいかと言われると疑問ですが、実用上困らないレベルでは抜き差し可能となっていました。


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遠目から見るとこんな感じです。

  • 右側が本製品(SanDisk Cruzer Fit)
  • 左側が同じくSandiskの上位機種(Sandisk Ultra Fit )

わずかな差ですが、本製品(SanDisk Cruzer Fit)のほうが飛び出しが目立ちません。


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具体的にこの2製品を比べてみると、

  • 右側(SanDisk Cruzer Fit):全長1.8cm
  • 左側(Sandisk Ultra Fit ):全長1.9cm

とわずかながら、本製品(SanDisk Cruzer Fit)のほうが小さいです。
この0.1cmという差ですが、実際にUSB-Aポートに刺すと、約1cmが入り込む形になるので、思いのほか大きい差でした。
見た目でスタイリッシュさに少しの差があり、その点ではSanDisk Cruzer Fitのほうが優位です。


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USB-A端子に刺すことがあるいろんな製品と比較してみました。
どの製品もノートPCなどに刺しっぱなしにしても目立たない小型タイプですが、その中でも本製品(Sandisk Cruzer Fit)は最も小型でした。
この小ささが本製品の唯一にして、無二の特徴だと思います。

スペック



SanDisk Cruzer Fit

容量

16GB~64GB



読取り速度

30MB/S

書込み速度

20MB/S

サイズ

超小型

型番

SDCZ33-032G-JA57
USBメモリだとスペック表を作っても語ることが少ないですね。
全体的にスペックが高いとは言えない製品ですが、最も特筆すべき点は、サイズ感が超小型ということでしょう。
小型USB、あるいは小型USBレシーバーの中でも最も極小と言えます。

使用感

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今回購入したのは小さめの容量を購入したので、16GBですが、実際に使える容量は14.3GBでした。
この辺は本製品がどうのこうのではなく、記載の容量全てが使えるわけではないのはUSBメモリやHDD/SSDなど含め、共通のことです。(iPhoneだってそうですよね。)

ファイルシステムFAT32でフォーマットされていました。
FAT32は4GB以上のファイルを扱うことができない古い形式なので、動画データなどの重いデータを扱う人は、exFATなどでフォーマットしなおす必要がありそうですね。
僕はその必要はないのでこのまま使っています。

実際に使っている感想として、中身のデータを見たりいじったりする中でもたもたすることは一切なかったです。
単純にWindowsエクスプローラ上での操作感はSSDなどと何の変わりもありませんでした。

データの転送速度などは感覚では何とも言えないので、ベンチマークで実測値を出しますね。

ベンチマーク

ストレージ製品のベンチマークソフト「CrystalDiskMark」で計測したところ、以下のような結果でした。

SanDisk Cruzer Fit

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USB2.0対応ということで、やはり遅いです。
しかし実用上、これで困ることがあったかというと実はありませんでした。
私の利用用途(比較的軽いファイル(画像やExcelなど)のデータ転送)では、データ転送速度はあまり重要ではないとわかりました。
少し多めに転送するときは時間がかかりますが、そうはいっても、ちょっとトイレでも言っている間に終わる程度ですからね。

SanDisk Ultra Fit

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Read:132MB/Sということで、かなり高速と言えます。
しかし上述の通り、私の利用用途では速度がそこまで重要視されるものではないとわかりました。

SanDisk PortableSSD

また、参考値として、同じくSandiskのポータブルSSDも図ってみました。

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SSDはさすがに高速ですが、これは保存できる容量も単純に大きく(私は1GB用を使用)移動させるデータも大きい利用用途であることが予想されるため、そういう場合はこういった速度が生かされますね。

私は重いデータのファイル移動は、SSDで。
仕事上のちょっとしたファイル(Excelや画像データなど)はUSBメモリという使い分けをしています。
USBメモリなら移動させたついでに刺しっぱなしにしていても邪魔にならないので、やはり使い勝手が良いです。

まとめ

本製品は、

  • 超小型

この1点に限ります。とにかく小さいUSBメモリが欲しい方には、値段の安さも相まってもってこいだと言えます。
動画データなどの大きいデータの移動はさすがに厳しいですが、ちょっとした画像データや写真程度であれば、本製品で十分だと言えます。困ることはほぼありません。
ノートパソコンなどに刺しっぱなしにしておく運用をする方にとっては、最もおすすめと言えるUSBメモリです。


なお、もう少しデータ転送速度の速いUSBメモリが欲しいという方や、USB3.0対応の最新のものが欲しいという方へは以下の製品をおすすめします。
minatox.hatenablog.com